自治基本条例策定委/教育、福祉の意見集める
update 2008/2/19 14:40
函館市自治基本条例の策定に向け、市民の意見を集める5回目のワークショップが18日、市役所会議室で開かれた。「人づくり、まちづくり―福祉と教育を考える」をテーマに、それぞれの短所や長所、改善点を挙げ、市民や行政に何が求められているかを探った。
約20人が参加。教育に関しては、親子の対話不足や道徳教育の欠如、キレる子供、親を含めた公共心の育成などを短所や課題に挙げる意見が多かった。一方で「子供の倫理観や礼節以前に、教育者の心構えが求められる」との声も。
福祉に関しては「函館の政策や福祉の現状がよく分からない」との声があり、自分の知っている範囲で長所や短所を挙げてもらった。障害者用トイレが普及してきた、とする声もあれば、バリアフリーが進んでいないと反対の見方も。介護など高齢社会問題を改善点に挙げる声が多く、対策として「行政・医療・福祉の連携」「行政と市民が協力する」といった提言があった。
町会の活動や機能を評価する声も多く、独居老人対策など地域福祉の維持には、町会活動とともに一層の住民連携が欠かせないという意見が各班で見られた。
市役所でテーマを決めて開くワークショップは今回で終了。25日夜は南茅部公民館(南茅部、椴法華対象)、26日夜は戸井生涯学習センター(戸井、恵山対象)で開く。問い合わせは各支所地域振興課か市行政改革課TEL0138・21・3668。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。