道新幹線、周辺ソフト面で提案

update 2008/2/15 09:26

 【北斗】2015年度の道新幹線新函館(仮称)駅開業に向け、市は14日、新駅周辺土地区画整理事業にかかわるソフト面の考え方を初めて公表した。「市新幹線まちづくり市民会議」(長野章会長)で示し、地場産品の産直市や情報提供機能を持つ観光案内所など、市民も活発に利用できる形を提案した。

 市は新駅、駅周辺に求められる機能や役割を考えようと昨年夏、庁内の意見を集約。提案では駅前広場にインパクトのあるモニュメントの設置や花壇整備、緑地では魚介や野菜など地場産品を扱う産直市、駅前は新幹線客に対応する施設、サービスなどを挙げた。

 出席した委員9人からは「広域的なイベントを」など、近隣自治体と一体となった取り組みを求める声や、「北斗市の名物を作りあげるべき」「市民も楽しめる駅を」といった指摘、バリアフリーやロードヒーティングなどで「日本一障害者に優しい広場を」とのアドバイスもあった。

 渡島支庁が主催する「道新幹線の開業を活かした新函館(仮称)地域づくり懇談会」駅舎機能検討部会は新駅に求められる機能、役割について、渡島、檜山管内在住者を対象にしたアンケート結果などを踏まえ、3月に市に要望する見通しで、市はこうした要望や意見を基に、さらに事業を検討していく。

提供 - 函館新聞社



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