1月末現在の住基台帳、函館市の人口29万人割れ

update 2008/2/9 12:30

 函館市が8日までにまとめた今年1月末現在の住民基本台帳に基づく人口(外国人登録を除く)は、前月比336人減の28万9804人で、ついに29万人の大台を割り込んだ。戸籍の回復などその他の増減で30人増。転出入の差で算出する社会動態は163人減、出生と死亡の差で割り出す自然動態は203人減で、引き続き、道外を中心とした転出が目立つ。

 国勢調査に基づく、現在の函館市域の人口をみると、1950年に28万6075人、55年には30万6459人となり、順調に人口が増加。ピーク時の80年には34万5165人だった。住基台帳上でも、2004年12月の合併直後の29万9612人と比較して約9800人が減少したことになる。

 市が昨年策定した総合計画では、16年の将来人口を、推計値で26万5000人とし、国際水産・海洋都市構想の実現や新幹線開業など、まちづくり施策の効果を見込んで28万人と設定した。市企画部では「06、07年は、計画より速いペースで減少した」とする。2年連続で3000人を上回るペースの人口減少はまさしく、“待ったなし”の状態。子育て支援や労働基盤整備など、流出を抑える対策が急がれている。

提供 - 函館新聞社



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