荒井さんが特別講座「ギフトのデザイン」
update 2008/2/6 14:03
本紙でコラム「暮らしのパレット」(毎週日曜掲載)を執筆する荒井三津子さんの特別講座「ギフトのデザイン」が4日夜、函館短大付設調理師専門学校で開かれた。実習を交え、すてきな贈り方や贈答文化、伝統について楽しく学んだ。
荒井さんが主宰する花と料理の学校「エコール・ド・フルール函館教室・生活デザインコース」の特別講座。バレンタインデー(14日)を前に、「贈る・伝える―を考える」とのテーマで、荒井さんが贈答文化を解説した。
荒井さんは「『贈る』とはコミュニケーションツールの一つで、農耕民族だった日本人にとっては必要だった」と紀元を探り、のしやふろしきなど「包む」という手間、白色に対する美意識などにも触れた。
その後、市販されているチョコレートギフトに生花や果物、野菜などを加え、見た目も美しい贈り物に変える実習や、皿にケーキと果物、アイスクリームをセッティングする実習が行われ、参加者は楽しそうに取り組み、暮らしを楽しむエッセンスを学んだ。さらに、盛りつけたデザートを味わい、楽しいひとときを過ごした。
参加した同校助手の細川麻理子さん(31)は「一手間かけると印象が全く変わる。手間の大切さを学んだ。学生たちにも伝えたい」と満足そうだった。
荒井さんの年間講座は3月から月1回(第1週または第4週の木曜日夜間)2時間開講。1期(3カ月)ごとに受講生を受け付け、受講料は1期1万2000円(材料費、会場費別途)。問い合わせ、申し込みは011・521・7517。
提供 - 函館新聞社
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