JR北海道・函館市人見町に複合商業施設 核店舗にコープさっぽろ
update 2008/2/5 10:32
JR北海道(本社・札幌)は4日、函館市人見町8の社有地に複合商業施設を建設する計画を発表した。核店舗として、近隣のコープさっぽろ人見店(人見町25)が店舗規模を拡大して移転するほか、眼鏡販売店「メガネサロンルック」が出店する。早ければ6月に着工し、今秋の開業を目指す。
用地はJR北海道が国営時代の1948年に取得した一角で、敷地面積は7903平方メートル。4―5階建ての6棟、計150戸の社宅として活用していたが、昨春までに3棟を取り壊し、残りの棟は社外に寮として貸借してきた。
計画によると、店舗は2棟でいずれも平屋の鉄骨造り。店舗面積はコープさっぽろが2109平方メートルで、84年9月に開店した現店舗の約3・7倍に相当する。メガネサロンルックの広さは74平方メートルで、両店で共用する駐車場は103台分となる。
コープさっぽろは、他店との競争が激化する中で店舗の再編を進めており、道南では2005年10月にほくと店(北斗市久根別2)、06年6月にかじ店(函館市鍛治2)を新装。今回の移転について「ライバル店の攻勢が続いており、既存店舗では戦い抜けないため」と説明し、新店舗では取り扱い商品を2万点に充実し、月商2億円を目指す。
なお、建設予定地の既存棟は、貸与先との契約が切れる3月末で解体工事に入る。
提供 - 函館新聞社
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