11日に縄文フォーラム開催
update 2008/2/5 10:31
縄文の文化遺産を活用したまちづくりを考える「2008縄文フォーラム―国宝と世界遺産から今後の観光を考える」(函館市教委主催)が11日午後2時から、市民会館(湯川1)で開かれる。講演やパネルディスカッションが行われる予定で、市教委文化財課は「市が取り組もうとするこれからのまちづくりについて知ってもらいたい」としている。
北大観光高等研究センターの石森秀三センター長が「文化遺産を活用した地域づくりと観光振興」と題して講演。パネルディスカッションでは、北大大学院工学研究科の小林英嗣教授とNPO法人函館市埋蔵文化財事業団の佐藤一夫理事長、函館開発建設部の和泉晶裕次長、市教委生涯学習部の阿部千春参事3級が、2010年オープン予定の市縄文文化交流センターの役割や期待について意見交換する。
道と青森、秋田、岩手3県は共同で、道内や北東北にある縄文遺跡群の世界文化遺産登録を目指しており、既に暫定リスト登載に向けての提案書を文化庁に提出している。遺跡群に含まれる大船遺跡がある函館市としても、遺産登録に向けた遺跡の整備や研究を推進中。昨年6月には著保内野遺跡から出土した中空土偶が道内初の国宝に指定され、縄文文化を生かした地域振興が期待されている。
入場無料。定員300人。問い合わせは市教委文化財課TEL0138・21・3472
提供 - 函館新聞社
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