レジ袋削減キャンペーン マイバッグの利用呼び掛け

update 2007/3/14 13:10

 函館市は、スーパーやコンビニエンスストアなどのレジ袋削減を進めるキャンペーンを始める。地球環境保護やごみ削減に向けた取り組み。小売店や消費者団体の協力を得ながら市民への意識啓発を進め、マイバッグの利用を呼び掛ける。市環境部は、5月30日の「ゴミゼロ」の日に、函館消費者協会(米田イツ会長)と合同で啓発イベントを実施することを検討している。

 容器包装リサイクル法の一部改正で今年4月から、レジ袋を含む容器包装廃棄物の排出抑制対策が強化される。市も1997年度に「市簡易包装等推進懇話会」を設置。他都市の事例を参考に、袋などの削減に向けた取り組みを協議している。

 レジ袋は全国で1年間に300億枚が使用され、家庭ごみの6%程度を占めているとされる。

 全国の一部都市や生協などでは、袋の有料化による排出抑制対策に取り組んでいるが、市環境部は「全事業者が一斉に取り組まなければ、消費者からサービス低下と受け取られる問題がある」とし、まずは行政と小売団体のほか、消費者団体にも協力を求めながら削減運動に取り組んでいく考え。

 具体的にはスーパーやコンビニ、大型小売店などに対しエコバッグを展示・販売してもらい、店内放送やポスターなどで袋削減とマイバッグの持参を呼びかけてもらう。また、市政はこだてや環境部ニュース、出前講座、環境フェスティバルなどで市民一人ひとりの意識の啓発、高揚に努める。

 市リサイクル推進課は「23日には函館消費者協会のフォーラム、27日には本年度初めての簡易包装等推進懇話会があり、レジ袋削減運動について理解や関心を深める。各種団体の協力を得ながら運動を進めていきたい」と話している。

 レジ袋削減についてはこのほど行われた市議会一般質問で板倉一幸氏(民主・市民ネット)が取り上げ、市環境部がキャンペーンを実施する方針を伝えた。

提供 - 函館新聞社



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