人、人、人…鍋堪能…なべまつり

update 2008/2/4 18:21

 【江差】江差観光コンベンション協会(打越東亜夫会長)主催の「第8回冬江差“美味百彩”なべまつり」は2日目の3日、約2500人がどっと繰り出し、地元産の海や山の幸をふんだんに使った鍋料理を楽しんだ。

 晴天に恵まれたこの日は、午前11時の開場とともに、住民や観光客が会場の旧生涯学習センター体育館を訪れ、お目当ての鍋料理を求めて、長蛇の列を作った。函館からのツアー客約200人もバスで会場を訪れ、正午すぎには大勢の人出でごった返した。

 会場では、本町地区の商店主でつくる山ノ上商盛会(三国幸吉会長)のメンバーと子供たちがもちつきを披露。つき上がったもちはお汁粉にして振る舞った。函館市から訪れた60代の女性は「もちつきを間近で見るのは50年ぶり。江差ではクジラ汁や三平汁などの鍋だけでなく、多くの伝統が生きていますね」と感心した様子で話していた。

 同協会によると2日間の来場者は3500人を超え、昨年を上回った。打越会長は「屋内開催は好評だった。町内を代表するイベントとして定着した。来年も好評を得られるよう運営や企画を検討したい」としている。

提供 - 函館新聞社



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