雪と氷の祭典開幕、ジャンボすべり台に歓声

update 2008/2/3 16:34

 【七飯】冬の大沼を彩る第42回「大沼函館雪と氷の祭典」(実行委など主催)が2日、2日間の日程で大沼国定公園広場で開幕した。晴天に恵まれ、朝から多くの家族連れが来場。ジャンボすべり台(高さ7メートル)やかまくら、アニメキャラクターを模した雪像などに歓声を上げていた。

 会場には町民の手で作られた小雪像やミニ雪像、中雪像のほか、美しい氷像やすべり台、かまくらがずらり。中雪像は人気キャラクターや映画にちなんだモチーフが並んだ。また、作家の新井満さんがヒット曲「千の風になって」を大沼で訳詩・作曲したことから、「名曲誕生の地」として大沼を広くPRするモニュメント(夏に完成予定)の原寸大氷製レプリカを設置。ジャンボすべり台には新幹線の絵のレリーフに「千の風にのって 北海道新幹線」の文字を浮かせた。

 同祭典で使われた約4000枚の天然氷(60センチ角、厚さ30センチ)は、大沼から切り出した。厳しい寒さが続き、美しい透明な氷が出来上がった。

 家族と友人6人で訪れた小川亜結さん(函館北昭和小4年)は「初めて来た!」と感激し、毎年来る山田未来さん(同)は「ジャンボすべり台とおしりかじり虫の雪像が気に入った。ことしは雪がきれい」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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