江差なべまつり開幕 クジラ汁、ゴッコ汁堪能

update 2008/2/3 16:34

 【江差】江差観光コンベンション協会(打越東亜夫会長)主催の「第8回冬江差“美味百彩(びみひゃくさい)”なべまつり」が2日夕、江差町本町の旧生涯学習センター体育館で開幕した。この日の江差は終日気温が上がらず、氷点下の厳しい寒さが続いたが、会場では大勢の来場者があつあつの鍋料理を心ゆくまで堪能していた。

 会場には町内外から参加した飲食店、レストラン、農漁協など30グループが和洋中合わせて約40種類の鍋料理を出品。クジラ汁、ゴッコ汁、タラ三平汁など、道南伝統の鍋料理をはじめ、地元産の農産物や魚介類を使ったユニークな鍋がずらり。町内から訪れた30代女性は「3種類の鍋を食べた。寒さの中で体の底から温まった」と話していた。

 昨年まで屋外での開催だったイベントは、会場を同体育館に移したことで、天候を心配せずに鍋を楽しむことができるようになった。打越会長は「新しい会場で大勢の来場をお待ちしています」と話している。

 3日は午前11時から午後2時まで。鍋料理は1杯300円。会場は江差信金本店(本町132)を目印に建物東側の坂道を直進する。周辺には案内板やのぼり旗もある。関連イベントとして午後2時半からは、町文化会館大ホール(茂尻町71)で江差郷土芸能祭(同協会主催)も開かれる。江差追分、江差もちつきばやし、江差沖揚げ音頭、江差鮫(さめ)踊り、江差五勝手鹿子舞(ししまい)などの多彩な郷土芸能を一堂に披露する。入場無料。問い合わせはいずれも同協会TEL0139・52・4815へ。

提供 - 函館新聞社



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