中国製ギョーザ…函館の女性 健康被害か
update 2008/2/2 15:32
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件が発生した問題に絡み、函館市内では1日、40代の女性が健康被害に当たるかどうか市立函館保健所に届け出た。同保健所は同日、厚生労働省に報告し、女性が食べた商品が残っていることから、検査する方向で道と調整している。同市内の一連の問題に関わる健康被害相談は31日の男性に続き2人目。
女性は1月26日に中国製冷凍ギョーザを食べた後、腹痛を起こしたが、医療機関での治療を受けずに回復した。一連の問題が起きたことから同保健所に相談した。
道の方針では、残っている食品は検査する方針で、女性の案件については、商品が残っていたことから、同保健所は道と協議しながら今後の対応を決める。
1月31日には、30代の男性が中国製冷凍ギョーザを食べて下痢などの症状を起こしたとして同保健所に相談。同保健所の報告を受け、道も1日に公表した。
道や札幌市などによると、冷凍ギョーザなど中国製の冷凍食品による健康被害を訴える道内の消費者は1日現在、函館の2人を含め20人に上る模様。
また、渡島保健所には同日、以前ギョーザを食べて体調不良になったなどの問い合わせが2件寄せられている。
道教委が指示した、学校給食で該当食品が使われたどうかの調査については、北斗市を除く渡島・檜山管内の各自治体で終了しており、いずれも「納入した事例はない」という。北斗市は調査中としている。
提供 - 函館新聞社
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