五勝手屋ようかん販売再開

update 2008/2/2 15:30

 【江差】昨年8月に商品の一部からカビが見付かり、製造・販売を休止していた、五勝手屋本舗(江差町本町38、小笠原隆社長)の主力商品「丸缶ようかん」と「ミニ丸缶ようかん」の販売が1日、江差町にある本店をはじめ、函館や札幌など全道で一斉に再開された。

 これまでほかの和菓子が置かれていた店頭のショーケースには、同社の顔である「丸缶ようかん」が約5カ月ぶりに復活。透明フィルムで包装し、保存性を高めた商品を、女性社員が丁寧に並べていた。

 開店後から、販売再開を待ち望んでいた人たちが、装いを新たにした商品を買い求めた。同社は「例年の同じシーズンより売れ行きは好調」としており、再開初日は順調な滑り出しとなった。

 商品の販売は同日、函館や札幌でも一斉に再開。本店では全道に向けた出荷作業も大忙しの様子だった。町内では2、3の両日、第8回冬江差“美味百彩”なべまつり(江差観光コンベンション協会主催)も開かれる。観光関係者は「丸缶ようかんを求めて江差を訪れる人も多い」と話し、本格的な観光シーズンを前に、道南を代表する土産品の復活を歓迎する声が上がっている。

提供 - 函館新聞社



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