函館市議会新年度予算、議会費要望は4億5500万円
update 2008/1/31 10:36
函館市議会の議会運営委員会(能川邦夫委員長)は30日、2008年度の議会費予算の要望額を決めた。費用弁償の見直しなど経費節減に努めた結果、要望額は本年度当初予算を約4500万円下回る約4億5500万円となった。
本会議や委員会に出席した議員に1日5000円を支給する費用弁償を、新年度から交通費の実費支給に改める。2月下旬開会予定の第1回定例市議会での条例改正を想定し、1370万円の歳出削減を見込んだ。費用弁償は旅費の項目に含まれ、職員の随行や会議出席などの普通旅費は増額となる。費用弁償の見直し効果額と相殺し、旅費は同1022万円減の2394万円となった。
旧4町村議員の在任特例が昨年5月で終了し、同10月に白崎憲司郎氏が死去したことから、本年度当初で76人いた議員は37人に減少した。このため議員報酬は本年度当初比1090万円減の2億2848万円、期末手当も1406万円減の1億281万円となる。政務調査費も同450万円減の2220万円となった。
はこだて市議会だよりの発行費は1268万円。改選に伴う臨時号の発行がなくなり、ページ数も削減することで445万円を削減した。
能川委員長は「全庁的な取り組みとして、議会も歳出削減を進めてきた。今後も可能な限り、議会運営に支障を来さない中で経費節減に取り組んでいく心構えを持つことが必要」と話している。
提供 - 函館新聞社
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