五勝手屋本舗、きょう「丸ようかん」販売再開
update 2008/1/31 10:35
【江差】五勝手屋本舗(江差町本町38、小笠原隆社長)は、昨年8月に商品の一部からカビが検出されたため製造を休止していた主力商品の「丸缶ようかん」「ミニ丸缶ようかん」の販売を2月1日、全道で一斉に再開する。価格に変更はない。
カビの発見を受けて同社は、両商品の自主回収を進めるとともに、江差保健所などの助言を受けて製造設備の総点検を実施。殺菌設備を供えたクリーンルームを工場内に新設したほか、従来は紙筒とキャップだけだったようかんの包装も、透明フィルムで気密性を保ち、カビの発生を防ぐ「ピロー包装」を導入。出荷後の衛生管理の徹底を図った上で、今月18日から両商品の製造を再開した。同社では販売再開を控えて、急ピッチで商品の出荷作業を進めている。
紙筒から押し出して食べる伝統のスタイルが好評の「丸ようかん」は、道南を代表する土産品として人気が高く、販売の早期再開を求める声も根強かった。小笠原社長は「お客様からの多数の励ましに感謝している。問題を真摯(しんし)に受け止め、最善の策を尽くして良い商品作りを心掛ける」と話している。
提供 - 函館新聞社
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