函館ジュニア・ドリーム・オーケストラ定期演奏会
update 2008/1/28 15:23
函館市内近郊の小中高校生で構成する「函館ジュニア・ドリーム・オーケストラ」(原子英二団長)の第8回定期演奏会が27日、函館市民会館大ホールで開かれた。友情出演となる青森ジュニアオーケストラのメンバーも加わった大編成で、ベートーベンの交響曲第5番「運命」など全4曲を熱演した。
同オーケストラは、音楽活動を通して青少年の健全育成を目指すとともに、函館圏の演奏団体の後継者育成と底辺拡大を目的に2000年10月に設立。バイオリン初心者教室や定期演奏会など多彩な活動を展開している。03年からは、青森ジュニアオーケストラとの交流もスタートし、双方の定期演奏会への友情出演などで親睦を深めている。
この日のステージは2部構成で、第1部はバイオリン初心者教室のメンバー5人による「ぶんぶんの主題による3つの変奏曲」で幕開け。一般メンバーによる弦楽合奏をバックに、子どもたちが一生懸命に演奏する姿に大きな拍手が送られた、続いてフルメンバーがそろい「スターウォーズ」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」の華やかな映画音楽が会場を包み込んだ。後半の第2部はベートーベンの「運命」全曲に挑戦。有名な「運命の動機」を中心に展開される緻密な難曲を、若さいっぱいにパワフルに演奏。会場からの拍手は鳴り止まなかった。
提供 - 函館新聞社
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