第1回函館イカマイスター認定試験に181人挑戦

update 2008/1/28 15:22

 函館市の魚に制定されているイカについての知識を問う、ご当地検定「第1回函館イカマイスター認定試験」が27日、北大函館キャンパス(同市港町3)で開かれた。高校生から年配者までの181人が受験し、イカの生態や調理法などに関する難問に頭をひねらせた。

同市内の漁協や水産加工団体などで構成する、函館水産物マイスター養成協議会(藤原厚会長)の主催で、食育の推進や地域の活性化・観光振興などを目的にした初の取り組み。同試験に先駆けては有識者の協力で公式テキストを作成し、受験資格となる今月12―14日に開いた養成講習会には186人の申し込みがあり、イカを題材にした講義や調理実習を受けた。

 同試験で出題されたのは、100問ですべて択一式。イカの仲間の心臓の数や、血液の呼吸色素、高鮮度を保持する処理・流通方法を問うものをはじめ、中には、「イカ踊りに振付けられている4つのイカ料理は?」といった、函館ならではのユニークな問題もあった。

 合格点は100点満点の70点以上で、2月1日に受験者本人に結果を通知。合格者には、認定書を発行する。また、同17日には不合格だった人を対象に、追試験が行われる。

 受験した男性会社員(20)=同市東山1=は「イカを取り扱う仕事に携わっているので、会社の勧めもあって受けた。講習では生態について知らないこともあった。仕事する上で役立った」と話し、試験については、「もっとテキストを良く読んでいればよかった」と、顔をしかめていた。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです