西尾市長 初の本格予算…査定スタート
update 2008/1/26 14:04
函館市の2008年度予算編成の市長査定が25日、始まった。昨年4月の選挙で初当選した西尾正範市長による初の本格予算となり、公約実現に向けた事業がどの程度盛り込まれるかが焦点。市長査定は31日まで5日間の予定で、予算案は2月12日ごろ発表される見通し。
査定に当たり西尾市長は「子育て支援や教育環境整備、保健・医療・福祉などが基本となる。小さな施策でも積み上げることで民生の安定を図りたい。普通建設事業も一定の額を確保し、地元企業に発注することで景気浮揚や雇用安定につなげたい」と語った。
乳幼児医療助成の小学校6年生までの拡充が、公約通り新規に盛り込まれる見込み。当選後の6月補正予算で実現した、市立校長の裁量で創意ある学校づくりを進める「知恵の予算」は継続される。
建設事業では継続事業の縄文文化交流センター整備のほか、新規事業で養護老人ホーム清和荘の移転新築、恵山と椴法華地区の2保育園の統合園となる大澗保育園、恵山地区コミュニティーセンター整備などが検討課題となっている。
25日は市役所会議室で午前10時から査定を開始。工藤寿樹、谷沢広両副市長や関係部長も同席し、財務部幹部から歳入・歳出の見通しなどの説明を受けた。
提供 - 函館新聞社
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