6カ月連続マイナス…12月の道南 有効求人倍率
update 2008/1/26 14:04
函館公共職業安定所は25日、昨年12月の渡島・桧山管内の雇用情勢を発表した。求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率は前年同月比0・03ポイント減の0・53倍。前年比のマイナスは2003年4―9月以来となる6カ月連続を記録した。半面、先行指標となる新規求人倍率は、新規求人数の増加と新規求職者数の減少に伴い、同0・15ポイント増の0・99倍と3カ月ぶりに前年同月を上回った。
月間有効求人数は、新規や繰越求人の動向から、同4・9%減の4434人。新規求人数は同7・9%増の1669人で、新規求職者数は29歳以下の若年者を中心に全年齢層で数字を下げ、全体では同9・2%減の1680人だった。
新規求人を産業別でみると、建設業が97人、運輸業が58人と、ともに同25人の減少。しかし、製造業が同96人増の250人と大きく伸びたのをはじめ、医療・福祉が同33人増の349人、卸売・小売業が同24人増の309人、サービス業が同21人増の287人と好調さが目立った。
新規求人に占める常用パート求人の割合は30・9%で、同0・1ポイントの低下。離職者は同167人減の1015人で、内訳は事業主都合(リストラ)が同50人減の473人、自己都合が同133人減の515人などだった。
提供 - 函館新聞社
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