「友好、親善に貢献したい」極東大で卒業式
update 2007/3/13 11:22
ロシア極東国立総合大学函館校(イリイン・セルゲイ校長)の卒業証書授与式が12日、同校講堂で行われた。卒業生は在校生や保護者ら約100人が見守る中、それぞれの思い出を胸に巣立った。
卒業生は、4年制のロシア地域学科の5人(10期生)と2年制のロシア語科の2人(12期生)。式では、日ロ両国の国歌を斉唱した後、一人ひとりがイリイン校長から笑顔で賞状を受け取り、握手を交わした。また、「校長賞」や「函館市長賞」など優秀な成績を収めた学生に特別賞も贈られた。
式辞を述べたイリイン校長は「日ロ関係の発展に活躍することを確信している。これまで培った知識と経験を生かし、人生の成功を祈る」と激励した。
在校生が「新天地での活躍と健康を祈っています」と送辞。卒業生を代表して荒木梨馨(26)さんが「恵まれた環境でロシアの言語と文化を学ぶことができ、学ぶ楽しさと柔軟な物の考え方を養えた。両国の友好、親善のために微力ながら貢献していきたい」と答辞を述べ、久田賢明さん(23)がロシア語に通訳し、感謝の気持ちを伝えた。
ことしで開校13年目の同校の卒業生は、これで165人になった。
提供 - 函館新聞社
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