「ツリー友情の証し」…ハリファクス市長が初来函

update 2008/1/26 07:10

 函館市との姉妹都市提携25周年を記念し、カナダ・ハリファクス市のピーター・ケリー市長(50)が24日、初めて来函し、息子のブレイク君(13)とともに西尾正範市長を訪問した。ケリー市長は「25年間の友情と今後も続く友好の証しとして、クリスマスツリーのプレゼントを続けたい」と述べた。

 ハリファクス市から毎年、はこだてクリスマスファンタジーに使用するモミの木の寄贈を受けていることから、市や函館ハリファックス協会(山崎文雄会長)、同ファンタジー実行委員会(沼崎弥太郎委員長)などがかねてから訪問を要請していた。両市は1982年に姉妹都市となり昨年、提携25周年を迎えた。

 西尾市長が熱烈に歓迎し、ツリー寄贈の謝辞を述べるとともに、ハリファクスを訪れた函館市民は皆、素晴らしい街と絶賛していることを紹介。ケリー市長は「函館市には年間約500万人の観光客が訪れると聞き、私たちも目標にしたい」と述べた。

 両国の政治活動などに話が及び、ケリー市長は「市民が大事で、市民は市の誇り。その人たちのために働き、生活を支えていくという現在の仕事が世界で一番素晴らしい」と語った。

 ケリー市長とブレイク君は同日夜、市内のホテルで開かれた市と同協会主催の歓迎夕食会に出席。山崎会長が「両市の異質な文化が共生し、姉妹都市相互が繁栄していくことを願っている」と述べた。25日は道教育大付属小学校などを訪れ、児童たちと交流する。27日に離函する。

提供 - 函館新聞社



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