「南国」で名演技披露…函館子ども歌舞伎・沖縄へ出発

update 2008/1/26 07:09

 沖縄県宜野湾市で26、27の両日開かれる「第108回杜(もり)の賑わい・沖縄」(JTB主催)にゲスト出演する「函館子ども歌舞伎」(市川団四郎さん主宰)のメンバーが24日、函館空港から現地に向かった。市川さんは「子供たちはけい古も十分でベストな状態。公演で成功し、大きな自信につながると思う」と期待を寄せた。

 「杜の賑い」公演は、JTB創業70周年などの記念として1981年から毎年全国数カ所で開催しており、沖縄では25年連続開かれる。一昨年に函館で開かれた同公演に出演した「函館子ども歌舞伎」を見た演出家鷹の羽辰昭さんらが、子供たちの名演技にほれ込み、沖縄に招かれることになった。会場では「白浪五人男」を演ずる。

 この日は午前9時から同空港で結団式を行った。出演する子どもたちやスタッフ計24人のほか、見送りに来た親ら計約40人が参加。市川さんは「沖縄の人に喜んでもらえるような演技をしてくれると思う」とあいさつ。後援会の小玉陽造会長は「やりがいのある舞台。頑張ってほしい」と激励した。

 会場の舞台は普段のステージより広く、円形のため、子供たちにとっては初めての経験となる。出演する沼田彩香さん(函館鍛神小4年)は「沖縄は初めてで、丸い舞台も初めてだけど、練習はしっかりしてきた。本番が楽しみ」と話していた。同公演には応援ツアーとして市民ら約25人も会場に向かう。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです