西尾市長、縄文文化交流センターの「道の駅」指定求め函館開建部長に要望書
update 2008/1/23 11:19
函館市の西尾正範市長は22日、同市大川町の函館開発建設部を訪れ、2010年の開設を目指している縄文文化交流センター(臼尻町)を「道の駅」として指定するよう求める要望書を大寺伸幸部長に手渡した。西尾市長は「広域観光の面でも期待ができる。国の協力で(施設の)付加価値を高めるため、ご指導ご支援を頂きたい」と話し、大寺部長も市との連携協力を約束した。
同センターは、同開建が国道278号のバイパスとして整備中の尾札部道路沿いに建設を予定し、道内唯一の国宝「中空土偶」をはじめとした市内の縄文遺跡で出土した資料などを展示する。道の駅は、道路利用者の休憩場所や地域情報発信場所として全国に整備され、同センターが指定されると、国内初の「国宝がある『道の駅』」となる。
大寺部長は「昨年、中空土偶を見たが、個人的にも縄文文化に興味がある。右折レーンを設置し施設に入りやすいよう道路を整備するなど、最大限の協力をさせてもらいます」と答えた。
今後、市は新年度に策定する同センターの基本設計と実施設計の中に、道の駅として利用するため、駐車場やトイレ整備などの諸条件を盛り込む。正式な指定登録は、施設のオープン後となるが、市と開建間で整備に向けた合意が進めば、尾札部道路整備の一環として、同センターの駐車場や、道路標識設置などを整備の一部を開建側の協力を得ることができる。
提供 - 函館新聞社
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