個性豊かな青函圏に 民間事業の取り組み紹介…青函ツインシティ推進協

update 2008/1/22 09:44

 本年度の青森・函館ツインシティ推進協議会(会長・西尾正範函館市長)が21日、函館市若松町の函館ハーバービューホテルで開かれた。両市から行政や民間の関係者約40人が出席。西尾市長は「ことしは提携を結び19年目、青函トンネル開業が20周年に当たる。手を携え、来るべき新幹線時代に個性豊かな青函圏を構築していく必要がある」と述べ、高速交通網の発展や両地域の縄文文化を核とした交流促進など、さらなる発展に期待を寄せた。

 同協議会は1989年3月に両市が提携した「ツインシティ(双子都市)」に基づく交流促進を目的に発足。1年ごとに両市が交互に会議を開催している。

 会議では、09年度に予定している提携20周年イベントと、14年度の25周年イベントがそれぞれ、東北新幹線新青森開業、北海道新幹線新函館開業の前年に当たることから、プレイベントと位置付けることを提言。全国に青函両地域を発信する契機とすることを確認した。

 青函ブランド構築検討小委員会からは「食」や「観光」、「歴史・文化」を柱にした新たな商品構築に向けた取り組みが報告された。この中で、両市の縄文遺跡の活用や、津軽海峡を売りにした共通のイメージ構築などが提言された。交流事業3カ年計画では、両地域間の民間事業などの取り組み状況が示された。

 このほか、JR北海道函館支社の小笠原憲生支社長から、青函トンネル開業20周年の関連事業や東日本フェリーの古閑信二社長から、青森側の新フェリーターミナル計画概要が報告された。

提供 - 函館新聞社



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