木古内観光協会/7年ぶり観光案内看板を新しく
update 2008/1/20 16:26
【木古内】木古内観光協会(東出文雄会長)はこのほど、JR木古内駅前のロータリーに設置されている町内の「観光案内板」を約7年ぶりに刷新した。自然豊かな美しい景色のパノラマ写真や2015年度までに町内を走る北海道新幹線のルート地図なども記され、観光客らにまちの魅力をPR。経費削減のため、デザイン原稿は業者に依頼せず、同協会役員がパソコンを駆使して制作した。同協会では「互いに知恵を出し合い、手づくりならではの温かさが伝わる魅力的な看板に仕上がったと思う」としている。
旧看板は2001年4月に設置。風雨にさらされて劣化が進み、印刷された文字などが見づらくなってきたことから、新しい看板を設置することにした。
当初は雪解けの4月ごろに設置の予定だったが、「なるべく早い時期に新しくし、観光サービスの向上を図りたい」という関係者からの声が寄せられ、計画を前倒して設置作業を実施した。新看板の大きさは縦2・4メートル、横3・5メートルで全面カラー。
デザインは、同協会役員が各観光施設などで配布中の「木古内観光パンフレット」の内容に加え、例年5月の連休時期に紫のシバザクラが満開となる薬師山から市街地を眼下に、津軽海峡が広がる眺望を写真で上部に配し、下部右側半分には初夏のサラキ岬で咲くチューリップ畑の鮮やかな様子を添えた。
さらに、まちを走る道新幹線のイメージイラストや戊辰戦争(1868―69)の激戦地とされる跡地も記され、木古内の「未来と歴史」を垣間見ることができる。
同協会では「冬の一大行事『寒中みそぎ祭り』は先日終わったが、これから春にかけてもチューリップ祭りなど各種イベントは目白押し」と木古内観光の魅力をアピールしている。問い合わせは同観光協会TEL01392・2・2046。
提供 - 函館新聞社
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