冬の味覚ゴッコが鮮魚店に並ぶ
update 2008/1/20 16:26
「ゴッコ汁」など道南の冬の味覚として知られる魚ゴッコ(ホテイウオ)が、函館市内の鮮魚店などに並び始めた。中島町の商店街「中島廉売」でも、旬の魚を味わおうと買い求める市民の姿が見られた。現在は比較的高値だが、2月に入って水揚げのピークを迎えると現在より手ごろな値段になりそうだ。
ゴッコはゼラチン状の身や卵のおいしさが親しまれ、主に鍋料理に使われる。普段は深海に生息するが、産卵期の冬場は浅瀬に移動する。函館は恵山、戸井、南茅部が主な漁場で、えさん漁協では昨年末から漁が始まった。
中島廉売の丹羽鮮魚店(丹羽正一社長)では19日、900グラム―2キロの雌と雄が1匹500―2000円で販売され、従業員の成田貴之さんは「特に寒いこの冬、熱々のゴッコ汁を味わって」と威勢の良い掛け声でアピールしていた。市内の男性(70)は「炒(い)った身と肝をしょうゆで味付けして食べたい」と雄1匹を買っていた。
提供 - 函館新聞社
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