けあらし 燃えるように
update 2008/1/18 09:16
強い寒気に覆われた17日、本道は厳しく冷え込んだ。日本気象協会北海道支社によると、旭川市江丹別町で氷点下33・3度を記録したほか、道南の最低気温は厚沢部町鶉で同16・2度、北斗同15・4度、森同13・2度、今金同12・2度、木古内同11・8度。函館は16日深夜から氷点下10度を下回り同11・3度を記録。2006年2月3―5日以来、連日の氷点下10度以下となった。
函館市銭亀沢、戸井方面では早朝、陸で冷やされた空気が海岸に流れ、海面上に霧が発生するけあらし(蒸気霧)が発生した。けあらしは本道などで使われる方言で、水面の水蒸気がモヤとなって沸き立つ。津軽海峡に立ち込めた霧は朝日に照らされ、赤く燃えるように広がっていた。
函館海洋気象台によると、道南の向こう1週間は冬型の気圧配置が多くなり、冷え込みは数日続くという。
提供 - 函館新聞社
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