犯人の情報乏しく 中央署が情報提供呼び掛け…相次ぐコンビニ強盗
update 2008/1/16 11:48
函館市内の美原・赤川地区で昨年末から年初にかけ、コンビニエンスストアが狙われる強盗事件が相次いで発生した。いずれも客足の少ない深夜から未明の時間帯の犯行で、犯人は現金を奪ったまま現在も逃走を続けている。函館中央署は現場付近の聞き込みを中心に警戒を強めているが、有力な手掛かりが乏しく、あらためて広く情報提供を呼び掛けている。
昨年12月19日午前1時40分ごろ、同市美原3の「セイコーマート函館美原店」で、男が店員に刃物を突き付け、レジにあった売上金など約8万6000円を強奪。今年1月4日午前4時10分ごろには、同市赤川1の「ローソン函館赤川1丁目店」で、客を装った男がレジの店員に刃物を突き付け、現金約4万円を奪って逃走した。
防犯カメラに映った男の特徴や店員の証言などから、同一犯の可能性は薄いが、被害に遭った店はいずれも郊外の住宅街に所在。同署は「(両店は当時)店頭に店員が1人しかおらず、夜間に客の出入りが少なくなる店舗」と分析し、犯人は土地勘のある人物との見方を強めている。
「セイコーマート―」に押し入った男は30歳前後で、身長約170センチ。白いパーカにベージュのズボン姿で、口元を赤いスカーフで隠していた。「ローソン―」の男は18―25歳ぐらいで、身長約170センチのやせ形。胸元に赤いロゴ入りの黒のパーカ、水色のジーパン姿で、黒のニット帽や茶色のサングラスを着用、白いスニーカーを履いていた。
同署は「犯人は何食わぬ顔で現場近くに潜んでいる可能性もある。似顔絵などを見て心当たりがあったり、不審な人を見かけたら情報を寄せてほしい」と話している。連絡先は同署TEL0138・54・0110。
提供 - 函館新聞社
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