函館市成人祭、2845人が大人の仲間入り

update 2008/1/15 11:47

 「成人の日」の14日、函館市成人祭(市、市教委主催)が市内湯川町の市民体育館で開かれた。振り袖や羽織はかま、スーツ姿の新成人約2000人が出席、大人の一歩を踏み出し、これからの人生に向けて決意を新たにした。

 同祭出席の対象となる今年の新成人は1987年4月2日生まれから88年4月1日生まれ。昨年12月末現在、男性1413人、女性人1432の計2845人で、前年より190人減少した。

 式典では、西尾正範市長が「これから楽しいこと、苦しいことがたくさんあると思うが、いつどこにいてもふるさと函館を頭に描き、元気で幸せな人生を歩んでほしい」と激励した。

 新成人を代表し、函館大2年の清水律志さん(19)と公立はこだて未来大2年の大島孝子さん(20)が「大人の自覚を持ち、国際社会の一員となって豊かな社会を築くことを誓います」などと誓いの言葉を述べた。市内のマーチングバンド「マキシマム・ドラム&ビューグル・コー」が華麗な演奏を披露し、新成人を祝福した。

 式典後、実行委員会(重山喜重委員長)主催の祝賀行事に移り、先着1000人に駄菓子が入った「想ひ出の詰め合わせ」が手渡されたほか、豪華景品が当たる抽選会が行われた。新成人たちは久々に再開した友人らと記念写真を撮り合ったり、会場に展示された中学時代の恩師の手紙を見たりしながら、楽しいひとときを過ごした。

 式典中、会場内は私語でざわついていたが、目立った混乱はなかった。

 道教委のまとめによると、今年の渡島(2市9町)、檜山(7町)管内の新成人は、渡島が昨年より212人少ない4303人(男性2142人、女性2161人)、檜山が同じく183人少ない297人(男性151人、女性146人)となっている。

提供 - 函館新聞社



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