カール・レイモン工場見学&料理体験ツアー
update 2008/1/13 17:25
函館市鈴蘭丘町3の函館カール・レイモン(島倉情憲社長)で12日、小学生とその保護者を対象にした工場見学・料理体験会が開かれた。参加者は、レイモン氏が函館に伝えた功績を学んだほか、ソーセージ作りにも励み、その歴史の重みを肌で感じ取っていた。
同市内や近郊でスーパーマーケット25店舗を展開する魚長(同市西桔梗町、柳沢一弥社長)が、昨年から取り組む児童向けの食育活動の一環として、函館カール・レイモンに呼び掛けて初めて開催。事前に公募した親子10組が参加した。
参加者は、レイモン氏が大正時代に本場ドイツの味を持ち込み、函館を代表する土産物・贈答品に定着させるまでの半生を振り返ったビデオを鑑賞。工場では、従業員の手によって順序良く進められていく作業風景に目を奪われていた。
また、ソーセージ作りの体験では、専用の道具を用いて子羊の腸にミンチした道内産豚肉を注入。慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、親子で力を合わせて形作り、ゆで上げたソーセージを早速試食した。
山田佳奈さん(函館神山小6年)は「カール・レイモンさんの取り組んできたことが、とても勉強になった。ソーセージ作りには苦労したけど、とてもおいしい」と満足した表情を浮かべていた。
提供 - 函館新聞社
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