親子見学会で「お金」学ぶ
update 2008/1/9 09:58
函館市内・近郊の小学1、2年生とその保護者を対象にした「冬休み親子見学会」が8日、日本銀行函館支店(函館市東雲町14、服部誠弘支店長)で始まった。10日までの3日間、午前と午後の計6回に約130組の親子が参加し、館内の見学やゲームなどを通じて、お金に関する知識を深める。
見学会は、同行の業務内容や日常生活と密接にかかわる「お金」について学ぶ場にしようと、3回目の開催。小学1、2年生を対象にするのは初めてで、事前の応募者が多数だったことから、日数を1日から3日間に拡大した。
参加者は、お金の価値や流れなどを解説するアニメ映像を鑑賞した後、同店内に設けられている展示ルームに移動。1億円分の重さと同じ紙の束(約10キロ)を持ち上げたり、使用できなくなった1万円札1万枚分の裁断屑で作った「1億円のイス」の座り心地を確かめた。
また、ゲームでは、カレーやサラダ、デザートを作るのに必要な材料をお金に見立てたおはじきで買い物するという内容。児童は、同店内に設けられた八百屋や肉屋、ケーキ屋の店先で、食べたいメニューを想像しながら、決められた予算内に収めようと頭を悩ませていた。
矢代未来さん(函館中の沢小2年)は「いろいろと勉強になったことを自由研究や絵日記に残したい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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