どんど焼き 無病息災祈る
update 2008/1/8 16:17
道南各地の寺社では7日、古いお札や、正月のしめ飾りなどを焚(た)き上げ、無病息災を祈る「どんど焼き」(焼納祭)が開かれた。訪れた人は燃え上がる炎に手を合わせたり、煙を体にかけるなどしていた。
どんど焼きは一般的に小正月の15日だが、道南では「松の内」の最終日となる7日に行われる。函館市谷地頭の函館八幡宮(中島敏幸宮司)では、境内に網で囲った「忌床(いみどこ)」と呼ばれる場所を設け、市民から持ち込まれたお守りやだるま、正月の松飾りなどからプラスチックや金属を外して山積みし、祭礼を行った。
神職が祝詞をあげ、氏子や市民代表が玉串をささげた後、拝殿で採られた忌火(いみび)を破魔矢(はまや)に移し、火が付けられた。函館市大森町の主婦(77)は「国が平和で、安心した生活が送れるように祈りました」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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