理事長に中島氏任命へ…未来大
update 2008/1/8 16:16
函館市の西尾正範市長は7日の記者会見で、4月から独立行政法人化を予定している公立はこだて未来大学の初代理事長と学長に中島秀之・現学長(55)を任命すると発表した。理事長と学長を分離しない「一体型」での大学運営に当たる。
法人化で大学の裁量権や自由度が増し、企業会計方式の導入で民間的な経営ができる。教員は公務員の身分を離れるため、兼業も可能だ。
2月に道や文部科学省に公立大学法人の設置認可を申請、3月ごろ認可される見通し。4月1日付で法人登記し、正式に公立大学法人となる。初代理事長は、大学設置者の函館圏公立大学広域連合長(西尾市長)が任命する。理事長と学長の任期は4年。
西尾市長は「優れた学識や運営能力から新しい法人の経営、教学の最高責任者として最も適切」と説明。中島学長は「法人化の最大のメリットは自由度の増加だと考える。地域の知の核となり、大学の国際化やまちの活性化、新しい都市像を探っていきたい」とのコメントを発表した。
中島学長は通産省工業技術院電子技術総合研究所の情報科学部長、企画室長などを歴任し、退職後の2004年4月から学長を務めている。
提供 - 函館新聞社
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