大町の2棟ライトアップ開始

update 2008/1/7 09:35

 函館市はこのほど、2006年度に策定した夜景グレードアップ計画に基づき、「函館市臨海研究所」(大町13)と「旧喫茶JOE」(同9)の2棟のライトアップを開始した。ともに市の景観形成指定建築物で、西部地区の新たな夜景スポットとして注目を集めている。

 臨海研究所は1926(大正15)年に建築された旧函館西警察署庁舎を解体し、建設当初の外観を引き継いだ新しい施設として昨年4月に再整備された。市の国際水産・海洋都市構想の研究拠点として活用されている。外壁面や屋上の塔屋部分など計24台の照明を取り付け、建物の外観が幻想的に浮かび上がる。

 旧喫茶JOEは1885(明治18)年建築。洋風のれんが造り2階建てで、1階部分の3連アーチ窓が当時の函館の“ハイカラ”な気風を感じさせる。喫茶店などとして利用されてきた。外壁面に2台の照明を設置した。

 整備費は2棟で計1585万円で、電気代(試算)は臨海研究所が月額8443円、旧喫茶JOEが同1627円(所有者が半額相当負担)。日没から午後10時まで点灯される。市観光課では引き続き同計画に基づき、既存施設のライトアップを進め、来年度は太刀川家(弁天町15)など4棟を整備する方針。 

提供 - 函館新聞社



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