初競り威勢良く
update 2008/1/6 16:50
水産物や青果を扱う函館市内の2つの市場で5日、初競りが行われ、関係者が新たな年の活況を祈願した。夜明け前から場内に新鮮な生産物が運び込まれ、威勢のよい掛け声とともに1年のスタートを切った。
○…市中央卸売市場(西桔梗町589)では午前6時45分から「初せり式」が開かれた。関係者約150人が出席し、紅白の垂れ幕や繭玉を飾り、レタスやブロッコリー、リンゴ、ミカンなどが並べられた。開設者を代表し、市の谷沢広副市長が「市場外流通や消費者ニーズの多様化など、市場を取り巻く情勢は厳しいが、安定した供給体制を続けていくことが大切。皆さんとともに市場活性化に尽くしたい」とあいさつした。
手締めで活況を祈り、場内各所で威勢のよい掛け声が響き、競りがスタート。卸業者の東一函館青果によると、函館近郊産ではトマト、軟白ネギ、ウド、ダイコンなどが並び、本州産のハクサイやキュウリなどとともに次々と競り落とされた。
入荷量は野菜が87・4トン、果実が30・5トンで、昨年より野菜が1・4トン増え、果物は2・5トン少なかった。各品目はほぼ昨年並みの価格で取引され、ミカンが若干、安めだったという。
提供 - 函館新聞社
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