旧ドック跡地岸壁改修 来月9日に着工式

update 2008/1/6 16:49

 2008年度の政府予算案が閣議決定され、函館市の要望事業は「継続が中心のため、ほぼ認められた」(西尾正範市長)という。函館港港湾整備事業の旧函館ドック跡地岸壁改修事業が継続で盛り込まれ、市は2月9日に函館開発建設部と合同で着工式を行う。

 旧ドック跡地の岸壁改修は本年度から予算化され、既に設計や測量などを終えており、着工式後に「つち音」が響く。市は旧ドック跡地に国際水産・海洋都市構想の研究拠点となる水産・海洋総合研究センターの整備を計画している。

 事業4年目を迎えた北海道新幹線新函館―新青森間に178億円、東北新幹線八戸―新青森間に700億円が配分されたことについて、西尾市長は「小里貞利さん(前衆院議員)から、新青森まで2010年度まで重点配分され、その後、道新幹線に大幅に配分されると聞いた。2015年度末の開業が遅れることはないといい、さらに開業の前倒しを求めていきたい」と話している。

 市が情報収集をした結果、北海道開発予算でほぼ要望額通り認められた事業は、国施行分で函館空港整備事業(要望額10億円)、幹線臨港道路(湾岸道路)整備や旧ドック跡地岸壁改修など函館港港湾整備事業(同24億9900万円)、物揚場を改良する椴法華港湾整備事業(同1億8000万円)など。

 道施行分では函館湯川漁港や戸井汐首漁港などの漁港基盤整備事業(同13億7000万円)。市などの施行分では箱館奉行所復元や史跡大船遺跡整備といった文化財整備事業(同6億9000万円)などがある。

提供 - 函館新聞社



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