12月平年並み 1年間は7番目に高い気温…昨年の気象情報

update 2008/1/5 09:43

 函館海洋気象台は4日までに、管内の昨年12月と昨年1年間の気象状況をまとめた。昨年12月の函館は冬型の気圧配置が強まる日と低気圧が通過する日があったため寒暖の差が激しく、平均気温は0・2度で平年並みとなった。1年間の平均気温は9・8度で、これまでで7番目に高い記録となった。

 12月は5日、17日、31日ごろに冬型の気圧配置が強まった影響で雪が降り、気温も最低気温が氷点下5度を下回る冷え込みとなった。13、14日と29日は低気圧の影響で温かい空気が入り、29日は最高気温が9度になるなど、1カ月を通じた気温は平年並みとなった。

 日照時間は84・5時間で平年の93・0時間より少なかった。降水量は、29日に一日の降水量としては12月で最も多い60・5ミリを記録するなど、1カ月合計では127・0ミリとなり、平年の79・6ミリを大きく上回った。12月のそのほかの管内では、北斗で降水量が65ミリとなり、12月としては最も多かった。

 一方、年間日照時間は、函館は1760・2時間で平年並み。江差は1519・7時間で平年を上回った。年間降水量は、函館が1184・5_で平年より多く、江差は958_でこれまでで4番目に少なかった。

提供 - 函館新聞社



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