新幹線早期開業を要望…公明党副代表らへ期成会

update 2007/3/11 13:06

 公明党の井上義久副代表と渡辺孝男参院議員に対する、北海道新幹線の建設促進や地元企業の工事参入に関する要望会が10日夜、函館市湯川町の竹葉新葉亭で開かれた。

 道新幹線建設促進道南地方期成会の高野洋蔵会長(函館商工会議所会頭)が代表し(1)新青森―新函館間の早期開業(2)新函館―札幌間の全線フル規格での早期完成(3)新函館―札幌間の駅部調査実施(4)建設財源の確保と地域負担に対する財源措置の充実(5)建設工事にかかる地元企業の参入機会の確保・拡大―を要望した。

 井上副代表は「地元の熱意をいたく感じる。新函館の2015年の開業予定が1年でも早まるよう努め、できる限り地元の財政負担が軽減されるよう取り組んでいきたい」と述べた。

 意見交換では井上博司函館市長が、道新幹線とともに、新駅と函館空港を結ぶ新外環状道路や道縦貫自動車道など、道路交通ネットワークの整備促進についても要請。

 北斗市の海老沢順三市長は、新駅周辺の土地区画整理事業に対応できる職員がいないことから、函館市に職員派遣を要請し快諾を受けたことを報告し、井上市長に謝辞を述べるとともに、地域が連携して新幹線開業に向けた取り組みをしていることを伝えた。

 要望団体は期成会と、道新幹線建設関連函館地区協議会(高野会長)、道新幹線道南利活用推進協議会(宮崎高志会長)。沿線自治体の首長や商工会会長らが出席した。

提供 - 函館新聞社



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