東日本海フェリー/あすから「ハートランドフェリー」に変更
update 2007/12/31 13:22
【江差】奥尻や利尻・礼文などの離島航路を運航する東日本海フェリー(札幌市、蔦井孝典社長)は1月1日から、社名を「ハートランドフェリー」に変更、シンボルマークや6隻あるフェリーの船体塗装も定期整備に合わせて一新する。
新社名は、同社が航路を持つ奥尻や利尻・礼文の離島を「ハートランド」と名付け「思いやりの心が根付いた自らの地域を住民が誇りに思い、島を訪れる観光客にもその魅力に触れて欲しい」(同社)との願いを込めた。
また、同社と経営破たんした旧東日本フェリーは提携関係にあったが、経営を継承した新会社とは経営上の関係が無くなり、類似した社名で利用者の混乱を招くことも多く、これまでのイメージを一新する新社名の採用に踏み切ったという。
「H」の文字をあしらった新しいシンボルマークは、「ハートランド(HeartLand)」、「北海道(Hokkaido)」「ハートフル(Heartful)」「ホスピタリティ(Hospitality)」の4文字を重ね、海に浮ぶ航跡をデザインした。
同社は今後、6隻あるフェリーとともに、来年5月から利尻・礼文航路で就航する新造船の塗装を、新ロゴマークを基本に、航路がある各地域にある花や植物にちなんだ配色で統一する。江差―奥尻航路の「アヴローラおくしり」(2248トン)は、秋のブナ林を思わせるオレンジ色、せたな―奥尻航路の「ニューひやま」(2258トン)は、初夏の奥尻島を彩るエゾカンゾウをイメージした黄色を基調とした配色とし、定期整備に合わせて塗り替える。
提供 - 函館新聞社
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