市内・近郊の大型スーパーや洋菓子専門店などでホワイトデー商戦
update 2007/3/11 13:05
14日はホワイトデー。函館市内・近郊の大型スーパーや洋菓子専門店などは、バレンタインデーでもらったチョコレートのお返しを買い求める男性陣でにぎわっている。専用売り場が設けられ、青やピンク色のハート型の飾りが施され、喜ばれる品を見つけようと、熱心に品定めをしている。
同市美原1の長崎屋函館店では、2月19日から、クッキーやマシュマロなど、ホワイトデー定番の菓子類をそろえる専用コーナーを地下食品売り場近くに設置。昨年から、道内や地元の菓子を前面に売り出していて、ことしも好評という。内田雅敏食品次長は「夫婦や家族で訪れる人が多い。会社などからもらったお返しプレゼントは、女性からアドバイスを受けて選ぶ男性が多い」と話す。
北斗市七重浜4のダイエー上磯店は、1日から菓子類をそろえたコーナーを正面入り口付近に設けた。グロサリー課の橋田孝課長代行は「クッキーなどの定番を買う男性客が多い。特にアニメーションのキャラクターをあしらった商品が人気」。昨年10月に店内を改装し、若い人の利用が増えたことで、専用売り場での売り上げは昨年の1・5倍ほどという。
従来の市販品と差をつけようと、菓子に美容の効果を取り入れた商品を売り出すのは、函館市万代町3の洋菓子専門店ウィンド・ミル。真っ白なロールケーキで、生地にコラーゲンが練り込まれている「美白」(びはく)(600円)は、美肌効果が期待できると人気。普段は女性客でにぎわうが、この時期だけは様子が一変する。若杉誠士副社長は「女性は前もって味見をするなど商品選びに念入りだが、男性は直前に自分の予算に合わせて買っていく人が多い」と語る。
各店とも、500―1000円前後の商品が主力。商戦のピークは10日から13日と予想している。
提供 - 函館新聞社
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