道南地方 暴風雨

update 2007/12/30 14:53

 三陸沖と北海道の西の海上から低気圧が発達しながら北上したため、29日は本道や本州の東日本、北日本の広い範囲で大荒れの天気となった。道南では渡島西部を中心に暴風雨に見舞われ、北斗市で土砂崩れなどの被害が発生。交通機関も乱れ、年末の帰省客の函館到着が遅れるなどの影響が出た。


 函館海洋気象台によると、29日午前2時から午後6時までの降水量は知内107ミリ、福島町千軒100ミリ、北斗65ミリ、函館市美原61ミリで、それぞれ12月としては最も多かった。最大瞬間風速は、函館市美原で午前9時14分に27・9メートル、江差で19・6メートルを観測した。

 JR函館駅前では、通行人が持っていたビニールかさが強風にあおられて壊れる場面などが見られた。同駅に家族を迎えに来たという同市本通の酒井宗康さん(71)は「気持ちよく一年を終わりたかったが、この天気ではすっきりしない。冬の大雨も地球温暖化の影響かな」と話していた。

 同気象台によると、30日は低気圧の北上と共に日本海の上空に強い寒気が入るため、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込み。渡島、檜山とも明け方以降は吹雪きになると予想している。

提供 - 函館新聞社



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