函館から8人が入選…水墨画・国画展

update 2007/12/30 14:53

 東京都立美術館でこのほど行われた水墨画の第38回国画展で、函館市内の函館国画院の会(小野和子会長)と函館水彩画の会(風林猛雄会長)に所属する計8人が入選を果たし、市内で賞状の伝達式が行われた。両会を含め市内5つの水墨画団体を主宰する竹中征機さんは「函館からこれだけの人数が入賞するのは過去に例がない。みなさんの頑張りが評価された結果」と喜んでいる。

 今回入賞したのは、自由部門で国画院名誉会長賞に竹中さんの「垂水」。優秀賞に小野和子さんの「霜の声」。佳作に橋田紘子さんの「いさり火」。努力賞に大坂すゑ子さんの「旭日」。新人賞に東間征子さんの「ひらめとつぶ貝」、大泉セツさんの「牡丹」。近代造形社賞に秋山富佐子さんの「春蘭」。課題部門で課題優秀賞に小島洋子さんの「進水式」。

 今回、函館からは竹中さん自らが厳選した16人の作品が出品され、そのうち半数が入選を果たすという結果になり、竹中さんは「昨年は4人が入賞だったが今回は一気に倍増した。メンバーの努力の結果が形になった」と喜ぶ。

 水墨画を始めて4年目で初入賞を果たした小島さんの作品は、函館どつくでの作業員の様子を生き生きと描いた。小島さんは「以前は絵手紙を書いていたが、さらに本格的な作品に取り組みたくて水墨画を始めた。このような賞がもらえるとは思っていなかったのでうれしい」と笑顔を見せていた。

提供 - 函館新聞社



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