落ち着いた対処必要…ネット安全教室
update 2007/3/11 13:05
情報セキュリティーに関する基礎知識を学ぶ「インターネット安全教室」が10日、公立はこだて未来大大講義室で開かれた。市民ら約70人が参加し、インターネットトラブルの対処方法に耳を傾けた。
経済産業省とNPO法人(特定非営利活動法人)日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の主催。情報セキュリティー普及啓発活動の一環として、2003年から全国各地で開いていて、函館では初めて。
JNSAの渡部章さんが、偽メールを送り付けて個人情報を聞き出す「フィッシング詐欺」をはじめ、ウイルス感染や脅しメールなどの概要を紹介し、対処方法を解説した。「正確な連絡先を把握することや、落ち着いた対処が必要。そのため、一人ひとりの知識が大切で、ルール、マナーを守ってパソコンや携帯電話を利用してほしい」と呼びかけた。
道警函館方面本部生活安全課の下出俊一郎統括官が、インターネットを悪用した「サイバー犯罪」の現状と出会い系サイトやメール・ブログの危険性を説いた。
娘と参加した同市神山の伊藤恵子さん(45)は「子どもが携帯電話を使っているので、被害に遭った時のために親が事前に知識を持つことも大切」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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