ネズミや龍の連凧 頭上に舞う…きょうから梅谷さん作品展
update 2007/12/28 11:20
函館市山の手3の創作凧研究所「創作凧治工房」主宰で、日本凧の会会員の梅谷利治さん(78)の凧展が、28日から市地域交流まちづくりセンター(末広町4)1階で開かれる。来年の干支(えと)の「子(ネズミ)」や、梅谷さんオリジナルの作り方で完成させた龍の連凧などが訪れた人の頭上に飾られ、新春の雰囲気を醸し出す。来年1月15日まで。
干支のネズミは、24年前の作品で船の形をした畳一畳の大きさがある「子鳳丸」、12年前の連凧「子大黒天」、顔を約30センチのハート型にしたことしの「福子連凧」のほか、横に並ぶ立体だこなど。福子連凧は「体が小さいネズミを大きく表現するために考えた。人々がハートをつなぐ大切さも訴えたい」と話す。
連凧は同館天井の換気口に付けられ、イカや龍が長さ約20メートルのフロアを舞っている。龍は胴体が側胴と呼ばれる蛇腹でつなげる独特の作り方が楽しめる。凧揚げ風景を撮影した映像なども紹介している。梅谷さんは「周りにいる人たちのおかげ」と話している。
展示されている凧の一部は、来年1月5日午前11時から同市の緑の島(大町15)で揚げる予定。
提供 - 函館新聞社
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