五稜郭車両所で動物ラッピング…旭山動物園号4月から札幌運行

update 2007/3/10 13:39

 JR北海道五稜郭車両所(函館市港町1)で、4月下旬から札幌―旭川間で運行される特急「旭山動物園号」の整備作業が進められている。ホッキョクグマやペンギンなどが、色鮮やかに車体にあしらわれ、子どもたちから人気を呼びそうだ。

 同特急は、同社の設立20周年を記念して企画。車両は、特急北斗や臨時列車として使用している、1981―83年製の「183系」4両で、約4200万円かけて改造する。

 絵柄は、かつて同動物園の飼育員を務め、現在は絵本作家として活躍中のあべ弘士さん(58)=旭川市在住=のデザインを採用。外面には、イラストを印刷した縦約2・0メートル、横約1・2メートル大のシール50―70枚を手作業で張り付けていく。

 車内の壁や床もシールで覆い、座席には動物の顔があしらわれたカバーを装着。ホッキョクグマ号と名付けた1号車内には、じゅうたんが敷かれ、絵本を読んだり菓子を食べたりすることができる「モグモグコーナー」(約10平方メートル)を設ける。全4両の座席数は、176席で、すべて指定席。

 作業終了は23日を予定しており、3月下旬から4月初めの間に札幌に移動する。土・日曜、祝日や大型連休、夏休み期間に合わせ、4月28日から9月末までの68日間に1日1往復する予定。

提供 - 函館新聞社



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