有効求人倍率0・54倍…道南の雇用情勢
update 2007/12/27 10:49
函館公共職業安定所は26日、11月の渡島・檜山管内における雇用情勢を発表した。求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率は、前年同月比0・04ポイント減の0・54倍と、5カ月連続のマイナスだった。また、来春の新規高卒者の求人数は同6・8%増の1483人で、就職率は同5・3ポイント増の57・3%となっている。
月間有効求人数は、新規や繰越求人の動向から、同5・0%減の4863人、月間有効求職者数は同2・4%増の9063人。新規求人数は、同10・5%減の1786人で、先行指標となる新規求人倍率は、前年同月と同じ0・94倍だった。
新規求人を産業別でみると、運輸業が同30人増の112人、医療・福祉が同26人増の296人。しかし、卸売・小売業が同78人減の389人、製造業が同60人減の204人、飲食店・宿泊業が同54人減の151人と、前年にあった新規出店などの反動がうかがえる。
新規求人に占める常用パート求人の割合は34・6%で、同0・3ポイントの低下。離職者は同363人減の1051人で、内訳は事業主都合(リストラ)が同157人減の360人、自己都合が同214人減の660人などとなった。
また、来春に高校卒業を予定している4325人(同8・7%減)のうち、求職者は同5・8%減の1226人で、求人倍率は同0・14ポイント増の1・21倍。就職者数は、同4・0%増の703人に上り、内訳は、管内が同11・2%増の258人、道内が同0・8%増の126人、道外が前年同月と同数の319人だった。
提供 - 函館新聞社
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