クリスマスファンタジー閉幕

update 2007/12/26 12:58

 1日から25日間にわたり、函館市内の赤レンガ倉庫群で華やかなイベントを繰り広げてきた「第10回記念2007はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)が25日、幕を閉じた。最終日は地元の子どもたちやグループによる歌、ダンスステージなどが行われ、厳しく冷え込んだベイエリアを熱く盛り上げた。この日は来年から同ファンタジーに登場する新キャラクターのお披露目も行われ、1年後の再会を約束した。

 この日午後6時から行われた最後の点灯式には、同ファンタジーの歴代実行委員長9人がサンタクロースの格好で勢ぞろい。第1回の実行委員長で同ファンタジーの発案者でもある星野勉さんが「ボランティアの力によって10回目も無事終えることができた。来年もぜひ足を運んでほしい」とあいさつ。9人が一斉に点灯ボタンを押すと、メーンツリーは鮮やかなイルミネーションに包まれた。

 続いて「スタジオジョイ」メンバーによるダンスパフォーマンス、「アクターズスタジオ函館校」によるボーカルステージなど多彩なイベントが行われ、閉幕へ向け最後の盛り上がりを見せた。

 午後8時からいよいよ同ファンタジーの最後を飾る消灯式がスタート。ステージには毎年イベントを盛り上げてきたサンタクロース、トナカイ、スノーマンなど5つのキャラクターが登場。ここに、来年から新キャラクターとして登場するサンタクロースの「ニッキー」とトナカイの「ファンファン」が迎えられ、新旧交代のセレモニーが行われた。

 最後は会場全体で「ユー・レイズ・ミー・アップ」を合唱する中、メーンツリーの灯りが弱められていき、完全に光が消えると同時に盛大に花火が打ち上がり、最後を締めくくった。

提供 - 函館新聞社



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