江差町、旧朝日・日明小跡地利用をプロポーザルで募集

update 2007/12/23 11:22

 【江差】江差町は22日までに、ことし3月に閉校した旧朝日、日明両小学校の跡地利用策について、遊休町有地の解消策として初めてプロポーザル(事業企画提案)方式を導入し、活用に意欲がある民間事業者を公募する方針を明らかにした。

 町は跡地を売却せず、定期借地権制度を活用して賃貸を希望する事業者を募集する。同方式は周辺環境にふさわしく、公共性や経済効果など、地域貢献度の度合いが最も高い提案を行った事業者を優先して交渉する。町は跡地への企業誘致に向け、道や道経済産業局などを通じて道内外の企業にもアピールする。

 朝日小跡地は1万3650平方b。産業施設などの提案を求めており、賃貸期間が20年間の事業用借地権を設定。敷地すべてを利用する場合の賃貸料は年額81万8400円。

 日明小跡地は1万3164平方b。産業・福祉施設や宅地造成などを想定。用途に応じて一般定期借地権(50年)か事業用借地権を設定する。全面積の一般定期借地料は154万8000円、事業用借地料は年額255万8400円。

 町は事業者に有利となるように低い賃貸料を設定したほか、地域貢献の度合いにより、賃貸料の減額や無償貸し付けも検討する。校舎を取り壊さずに利用する場合、建物を無償譲渡し、解体する場合でも費用と賃貸料を相殺して、事業者の負担を軽減する。

 来年1月21日から2月29日まで募集要項を配布し、3月下旬に現地説明会を行う。具体的な事業提案を7月上旬に受け付け、8月上旬に事業予定者を決定したい考えだ。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです