もうすぐクリスマス…とっておきのプレゼントを

update 2007/12/17 09:40

 クリスマスが近づき、函館市内のデパートやスーパーにはクリスマスプレゼントの品定めをする買物客が訪れるようになった。園芸店ではポインセチアなどクリスマスを彩る花が並ぶ。最近はクリスマスケーキを模した観葉植物など、これまでにないプレゼントが登場したり、子ども用のゲームも家族一緒に楽しめるものが選ばれるなど、商戦に変化が起きている。

 「クリスマスの花といえば赤というのは昔の話。今は白や黄が多く、赤は半分以下」と話すのは同市柏木町の園芸店かすみ園。バラエティーに富んだ花が並ぶ園芸店で、かわいいクリスマスケーキが話題を呼んでいる。

 デパートやスーパーで、子どもがおもちゃのプレゼントをねだる光景は今も昔も変わりないが、親子で相談し、家族で楽しめる品を決める姿もみられる。

 同市美原のイトーヨーカドー函館店では、「この時期にゲームの新商品が発売され、おもちゃの売り上げは一気に動く。近年は家族で楽しめるゲームが多く売れている」と話す。同市若松町の棒二森屋でも「クリスマスで売れるおもちゃは大型のものが多く、親子、祖父母と孫が楽しめるゲームが売れ筋」。ゲームは体感型テレビゲームが人気という。

 生活雑貨店「無印良品」を展開する良品計画(東京)も今年から湯たんぽを扱い始め、10月中旬から販売。函館市内の棒二森屋店(若松町17)も含め、全国的に入荷待ち状態が続くほどの人気ぶりだ。同社は「昔から使われている良いものにスポット当てる趣旨で販売したが、エコ志向や原油高が追い風となって予想以上の売れ行き」という。

 童心に帰りたい大人が自分のためにプレゼントを買い求めるケースもあるが、クリスマスは家族で過ごすため、一緒に楽しもうとする人が多いようだ。今週末に買い物に出掛けるという同市深堀町の主婦齊藤久子さん(43)は「自分が子どものころは、兄や私も自分が遊ぶものを買ってもらい、それぞれ夢中になっていた。でもクリスマスは本来、家族で過ごすもので、皆が楽しめるプレゼントがふさわしいと思うようになった」と語る。ケーキもゲームも家族一緒。家の中が温かくなるクリスマスまであと1週間だ。

提供 - 函館新聞社



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