道の「マリンビジョン」 新たに福島など3地域

update 2007/12/14 14:25

 道開発局は12日、道内各市町で策定する水産業を核とした地域振興方針「地域マリンビジョン」のモデル地域と推進地域に福島など渡島・檜山管内の3地域を新たに指定した。地域の特性を生かしたビジョンの独創性や熟度などがそれぞれ評価された。今後、技術的助言や情報提供などで各地域のビジョン実現を推進する。

 地域マリンビジョンは、道開発局が2004年に策定した、道内の水産業と漁村の将来像を示す「北海道マリンビジョン21」構想の実現に向け、地域で取り組む計画。策定した各市町を対象に、05年度から毎年同開発局が募集しており、これまでにモデル地域(手本になる地域)に4地域、推進地域(熱心に取り組む地域)に檜山管内の奥尻、松前江良を含む3地域が指定された。3カ年事業のため、最終募集の今回は12地域が応募、専門家らによる講評委員会が審査を行った。

 モデル地域に指定された福島地域の計画は、コンブの製品化やスルメのブランド化に向け、産学官が連携して取り組むなどの内容。推進地域には函館臼尻地域と砂原地域が指定され、函館臼尻は水産物の衛生管理体制の強化など、砂原は水産物のレトルト食品の開発などに取り組む内容。

 道開発局農業水産部では「地域マリンビジョンの支援を通じ、道内の水産業の地域振興を進めたい」と話している。認定書の交付式は福島・砂原が14日、函館臼尻が25日に行う予定。

提供 - 函館新聞社



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