本年度の道税滞納差し押さえ倍増

update 2007/12/11 12:18

 渡島支庁が本年度、道税の長期滞納者らを対象に給与や預金などを差し押さえた件数が、12月10日現在で前年同期比2・1倍の431件に上っていることが分かった。同支庁では徴収強化の表れとしており、「『滞納処分強化月間』の12月も引き続き差し押さえなどを行うので、滞納者はまず相談して」と呼び掛けている。

 差し押さえの内訳は預金が最も多く231件、給与が134件。このほか、生命保険が42件、自動車15件、不動産9件。前年同期は202件だった。

 同支庁納税課では「差し押さえた預金にはある程度まとまった額があるなど、払えるのに払わないケースも多い」とし、「車検切れの時期に一括して払えばよいと勘違いしている人もいる。説明しても道税の趣旨を理解してもらえず、結局滞納につながってしまう」と話している。

 厳しい道財政から全道的に行われている滞納対策強化の一環として、同支庁でも本年度から差し押さえ品のインターネット公売を始めた。同支庁では「分割して期限内に払う人も多い中、税の公正さを期すため、滞納の早期解決に向けて取り組みたい」と話している。

 同支庁では13日午後5時半―同8時、夜間納税窓口を渡島合同庁舎内に開設する。問い合わせは同課TEL0138・47・9403。

提供 - 函館新聞社



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